タージ・マハル
Taj Mahal 2012.12.29

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◆アーグラーまでの列車

 メインバザールの旅行会社「シゲタトラベル」でデリーからアーグラーまでの列車を手配しました。シゲタトラベルは信用のおける旅行会社で、オーナーのラジェンダさんはとても親切で日本語がペラペラです。手配した列車は11:30ニュー・デリー発→14:25 アーグラー・カント着のKERALA EXPRESSで、A/C付き2段寝台(A/C 2-Tier Sleeper)、料金は1085ルピー(1795円)でした。

 翌日やや早めにニュー・デリー駅に到着。構内の電光掲示板で出発ホームを確認。ホームは大勢の乗客と荷物でごった返していました。列車が30分遅れでホームに入ってくると、乗客が嵐のように先を争って乗り込んでいきました。超長い連結構成で自分の車両が分からずに焦りましたが、ホームの駅員さんに確認して分かりました。
 列車は30分遅れでニュー・デリー駅を出発。のろのろ運転と停車を繰り返しながら2時間30分遅れの16:50にアーグラー・カント駅に到着しました。A/C 2-Tier Sleeperは2段ベッドに枕のみでカーテンで仕切られています。足が伸ばせて快適でした。毛布は無く夜行列車の場合はシェラフ等が必要と思います。まわってくる車内販売でチャーイを飲んだりして過ごしました。



ニュー・デリー駅



荷物をX線検査に通してホームに入る



アーグラー行き列車



 A/C2-Tier Sleeper



アーグラー駅



アーグラー駅



列車内のトイレ


◆タージ・マハル(Taj Mahal)

 ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが王妃ムムターズ・マハルの死を悲しみ建設した総大理石の白亜の墓廟です。2万人を動員し22年の歳月をかけて1653年に完成。東西南北どちらから見ても同じデザインで、完璧なシンメトリーになるように設計されています。1983年に世界遺産に登録されています。

 タージ・マハル南門の右側にチケット売り場があり、入場料は外国人が750ルピー(インド人は20ルピー)。チケット売り場の隣にクロークがあり荷物が預けられます。大理石の上を歩くときの紙スリッパが置いてあるので受け取ります。南門のチェックは非常に厳しく、武装した軍人より鞄の中を開けられてチェックされました。金曜日はタージマハルが閉館なのでご注意を。



タージ・マハル南門



南門付近にいた牛さん


タージ・マハル正門
タージ・マハル正門
この門を過ぎるとタージ・マハルが姿を現す

タージ・マハル
タージ・マハル

  95m四方の基壇の上に建てられた墓廟は57m四方で高さ95m。4本の尖塔(ミナレット)の高さは43m。完璧なシンメトリーになるように設計されています。


タージ・マハル


 
タージ・マハル


 基壇より先の大理石の上は土足禁止で入場門前に置いてあった紙スリッパをはいて歩きます。

タージ・マハル
墓廟入口

タージ・マハル
ミナレット


墓廟の内部


シャー・ジャハーンの墓
ムムターズ・マハルの隣に埋葬された


 ムムターズ・マハルの墓
墓廟の中心に位置する

 墓廟内部の墓石は仮の墓石(ダミー)で本当の墓石は地下にあります。墓廟入口に地下に通じる階段がありますが金網で覆われ入ることはできません。



墓廟の象嵌細工



タージ・マハルのモスク

タージ・マハル


タージ・マハル
モスク側から見たタージ・マハル
やはりシンメトリーです

 シャー・ジャハーンはヤムナー川の対岸に自分の墓となる黒いタージを黒大理石で建てるよう着手しましたが、息子のアウラングゼーブによってアーグラ城に幽閉され幻に終わりました。



ムムターズ・マハル
タージ博物館にて



 シャー・ジャハーン


タージ・マハル
 



霧のタージ・マハル



霧のタージ・マハル


 朝9時に入場しましたが濃霧のためタージ・マハルは全く見ることができない状態でした。11時を過ぎてやっと霧が晴れてきましたが、それでも靄がかかっていてくっきり見えませんでした。翌日は快晴だったのでアーグラー城へ行った後に再度入場し、美しいタージ・マハルを見ることができました。予備日を設けていて良かったです。


【関連LINK】
インド 2013
 デリーT デリーU タージ・マハル
 アーグラー カジュラホT カジュラホU
 バラナシT バラナシU サルナート

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