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◆プノン・バケン
9世紀末、ヤショーヴァルマン1世はロリュオスよりアンコール地域のヤショダラプラへと都城を移しました。ヤショダラプラは1辺4km四方の都城で二重の土塁と環濠に囲まれていました。高さ65mのプノン・バケン山はその中心に位置し須弥山を象徴しています。
プノン・バケン遺跡はプノン・バケン山頂上に建立されたヒンドゥー教寺院で、六層基壇のピラミッド構造の上に中央祠堂と4基の副祠堂を持ちます。プノン・バケンは雄大なサンセットが見られる名所です。遺跡からは360度のパノラマが見わたせます。
プノン・バケン
ロリュオス遺跡群
802年にジャヤヴァルマン2世はジャワから独立を宣言し、続くインドラヴァルマン1世によってここハリハラーラヤ(ロリュオス)に都城が築かれました。主な遺跡にバコン、プリア・コー、ロレイ等があります。シェムリアップより国道6号線を東南に13kmほど行った位置にあり、バイクタクシーだと約30分かかりました。バイクタクシーでロリュオスへ行く場合、7US$/1日に3US$の追加料金が必要でした。
◆バコン
881年にインドラヴァルマン1世によって建立されたヒンドゥー教寺院です。最初に建設された大型のピラミッド型寺院で、環濠と三重の周壁に囲まれ、五層基壇のピラミッド構造の上に砂岩作りの中央祠堂があります。五層基壇の周囲には8基のレンガ作りの塔堂が配されています。
◆プリア・コー
879年にインドラヴァルマン1世によって建立されたヒンドゥー教寺院です。プリア・コーは「聖なる牛」を意味します。遺跡は修復中でした。
◆ロレイ
893年にヤショーヴァルマン1世によって建立されたヒンドゥー教寺院です。人口の巨大貯水池であるインドラタターカの中に基壇部を築き、その上に寺院を建てたもの。現在、水は枯れていますが、当時は巨大貯水池に浮かぶ島で東側の階段は船着場でした。
◆プノン・クロム
トンレサップ湖近くにある高さ140mの山がプノン・クロム山です。サンセットが美しいことで有名です。バイクタクシーでシェムリアップ川沿いの湿地帯を走り約30分で到着しました。ドライバーを下に待たせ、整備された石段より山頂まで30分足らずでした。
ボレイ・アンコール ホテル
旅行社を通して予約し3,500円/1泊でした。オールド・マーケットからやや離れていますが従業員の対応も良く、綺麗で快適なホテルです。特に朝食がおいしく毎朝楽しみでした。夜のレストランも雰囲気良くおいしいです。セットメニュー(9US$)は食べきれない量でした。