ドブロブニク旧市街
中世のドブロブニクはラグーザと呼ばれ貿易自由都市として繁栄しました。海に突き出た旧市街は中世の町並みそのもので高くて厚い城壁で囲まれています。アドリア海の真珠と称されるクロアチア随一の観光地であります。1979年には世界遺産に登録されました。宮崎駿の映画「魔女の宅急便」のモデルになった街ともいわれています。
このドブロブニクも1991年の独立戦争時にはセルビア軍の砲撃と爆撃にさらされ被害を受けました。今ではすっかり修復され、戦争があったなんて微塵も感じさせないくらいです。この美しい世界遺産を攻撃・破壊するなんて許せない行為だと思います。
バスに乗り15分ほどで旧市街のピレ門前に着きました。ピレ門をくぐると綺麗なな石畳の大通りが真正面の時計塔まで続いているのが目に飛び込んできます。この大通りはプラツァ通りといい、ルジャ広場まで300mが石灰岩で敷き詰められたメインストリートです。右側にあるオノフリオの噴水からは天然の湧き水が湧き出ていています。プラツァ通りには両替所が何軒かあり日本円も両替できました。ルジャ広場はカフェのテーブルがいっぱい並んで賑やかでした。
ドブロブニクへの行き方
ドブロブニクに行く手段として、飛行機、船、バスがあります。鉄道は通っていません。飛行機ならザグレブ、ウィーン、ローマ等から飛んでいます。船はイタリア・バーリ、もしくはクロアチア・リエカから下ってくるルートがあります。イタリア・アンコーナからはスプリットまで船が出ています。バスならスプリットから4時間、ザグレブから11時間、リエカから12時間、その他フランクフルト等からもあります。スプリットまで列車で来ることは可能ですが、ザグレブから7〜10時間かかります。オフシーズンは全ての交通機関で便数が減ります。
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