黄龍
Huanglong 2017.7.20

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九寨溝〜黄龍 日帰り観光

  2017年7月20日 九寨溝より黄龍まで日帰りで訪れました。九寨溝から黄龍までは140km以上離れており、ホテル前のタクシーと交渉した結果、往復900元(約15,000円)、所要時間は片道2時間30分でした。
 9:00に九寨溝を出発し、11:30に黄龍に到着。黄龍の観光は4時間ほどかかりました。帰りは16:00に黄龍を出発し、18:30に九寨溝まで戻ってきました。往復5時間の移動でしたが、タクシーは安全運転かつ快適で疲れませんでした。
 黄龍は空港のある川主寺からさらに54km離れており、九寨溝〜(88km)〜川主寺〜(54km)〜黄龍という位置関係にあります。今回、九寨溝にホテルを4泊とっていましたが、そのうち1泊を川主寺あたりにとっておけば、黄龍や空港に近いのでタクシー代を節約でき、効率的だったと思います。



川主寺の風景


 雪山梁(4007m)の峠越え


 川主寺を抜けると高度を上げて森林限界を超えた荒涼とした景色となり、ヤクが草を食むのが見られました。雪山梁と呼ばれる4,007mの峠越えとなります。高山病の症状の頭痛が少しありましたが、峠を下ると収まりました。



雪宝頂(5,588m)
岷山山脈の主峰。雪山梁
の展望台で休憩



 雪山梁の峠
 荒涼とした景色 黄龍までもう少し


◆ 黄龍

 黄龍は玉翠山の山麓に広がる全長7.5kmのカルスト地形にある峡谷で、エメラルドグリーン色の美しい石灰棚が形成されたエリアです。1992年には世界遺産に登録されています。五彩池がある3,576mから麓の3,200mまでの約3.7kmが風景区として整備されています。2006年にロープウェイがが開通し、見どころの五彩池までのアクセスが便利になりました。入場料はロープウェイ代込みで280元。五彩池からは3kmのなだらかな下り道で楽々でした。高山病も無かったです。



ロープウェイ駅



 平坦な道を2km歩く
正面は玉翠山



五彩池

 黄龍一番の見どころ。693の彩池がある。標高3,576m。場所と時間によって青、緑、黄など湖面が変化する

 

五彩池



五彩池



五彩池
ターコイズブルーの美しい石灰棚がひろがる



黄龍寺



明代に建てられた仏教寺院

 

映月彩池



 映月彩池と玉翠山(5,160m)



争艶彩池

 658の彩池がある黄龍の見どころ。標高3,400m。エメラルドグリーンの石灰棚がひろがる



争艶彩池



 争艶彩池



娑夢映彩池



 娑夢映彩池



明鏡倒映池



 明鏡倒映池

 

明鏡倒映池からの眺め
金沙舗地の上部



 金沙舗地
 洗身洞まで1,500mに及ぶ世界最大の石灰華層



盆景池



 盆景池



金沙舗地



 蓮台飛瀑



 洗身洞
 金沙舗地から流れ落ちる石灰華層の滝。高さ10m、幅40m
 

飛瀑流輝
高さ14m、幅68m



迎賓彩池

 標高3,230m 黄龍の入口に近い位置にあり、訪問者を歓迎する意味。350あまりの彩池からなる。



迎賓彩池
エメラルドグリーンの石灰棚がひろがる



 迎賓彩池



入場ゲート
ロープウェイ乗り場は入場ゲートから離れた場所にある


【関連LINK】
中国 2017年 成都 九寨溝 黄龍 神仙池

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