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◆ヴィア・ドロローサ
Via Dolorosa(苦難の道)はイエス・キリストが死刑判決を受けて十字架を背負い、 刑場のゴルゴタの丘まで歩いた道をいいます。
第1留 ヴィア・ドロローサの出発点ユダヤ総督ピラトに死刑判決を受ける。現在は学校になっている
第2留 十字架を背負わされ鞭で打たれる
鞭打ちの教会
エッケ・ホモ教会アーチ ピラトが群衆前でエッケ・ホモ(この人を見よ)と言った
第3留 十字架の重みに耐えかねて倒れる
第3留にある聖堂
第4留 苦悩の母マリア教会母マリアが十字架を背負うイエスと遭遇
第5留 キレネ人シモンがイエスに代わり十字架を担ぐ
第6留 ベロニカ教会ベロニカがイエスの顔を布で拭ったところ布にはイエスの顔が浮かび上がっていたという
第6留付近のヴィア・ドロローサ
第7留 イエスが2度目に倒れた場所
第8留 エルサレムの娘たちに私のために泣くな。自分と子供たちのために泣くがよい。と語る
ゴルゴタの丘にあるイエス・キリストが磔刑にされ葬られた場所に建つ教会。 ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の母ヘレナがエルサレムを訪れ、聖十字架と聖釘を発見したことから聖墳墓教会が建てられました。 キリスト教最大の聖地の1つです。
聖墳墓教会
十字架に釘付けにされる(第11留)
教会入口の右側の階段をのぼるとイエスが磔刑にあったゴルゴタの丘となります。祭壇前のガラスケースの岩がゴルゴタで、されこうべ(髑髏)を意味します。一説にはアダムがこの下に眠っているといわれます。
ゴルゴタの丘
イエスが十字架にかけられた場所(第12留)
ここでイエスは息を引き取ります。祭壇下のゴルゴタの岩に十字架が立てられたくぼみがあり、プレートの穴から手で触れることができます。
アダムのチャペル ゴルゴタの丘の直下にありアダムが眠っているといわれる。ガラス窓よりゴルゴタの岩が見れる。イエスが息を引き取ったときに起こった地震でひび割れたという
塗油の石 イエスの亡骸に香油を塗った場所
塗油の石に触れる信者
イエス・キリストの墓(第14留)
イエスの墓はエディクラとよばれる小さな聖堂にあります。十字架から降ろされたイエスの亡骸はアリマタヤのヨセフに引き取られ、石灰岩でできた洞窟の石墓に埋葬されました。イエスは埋葬してから3日後に復活したため遺体は無いとされています。
イエス・キリストの墓 エディクラ
イエスが埋葬された石墓がある。 墓には一度に3人しか入れず1時間並ぶ
夜のエディクラ 夜・早朝は空いている
コプト教の聖堂
聖なる女性のチャペル
殉教者聖堂
聖ヘレナ聖堂 ローマ皇帝コンスタンティヌス1世の母ヘレナが聖十字架と聖釘を発見し聖墳墓教会が建てられた
見事なモザイク画が残る
聖ヘレナ聖堂
十字架発見の聖堂
ダマスカス門の北側に髑髏の形をした崖(されこうべの丘)があり、古代の石切り場であったこの場所がゴルゴタの丘だとする説があります。その近くで発掘された洞窟墳墓がイエスの墓と比定され整地されて観光地となっています。洞窟墳墓は聖書の伝承と類似しており、一部の信者のあいだで信じられています。
されこうべの丘 髑髏にそっくり。城壁遊歩道より見る