ローマからインターシティに乗り約1時間で着く。列車の本数も比較的多く、日帰りが十分可能である。 オルヴィエートはイタリア中部に幾多と存在する、丘の上の城郭都市の一つである。駅に着いて外に出ると、丘の上高く城壁を張り巡らせたオルヴィエートの威容が目に飛び込んでくる。それはまるでアテネ・アクロポリスを思いださせるようだ。 駅からケーブルカーで丘の上まで行き、そこからバスに乗り換えてドゥオーモ広場に着く。町は中世の雰囲気が漂うこじんまりした町だが、ドゥオーモはそれに似合わず壮大なものである。
オルヴィエート城壁からの眺め
ドゥオーモ
深さ62m。248段の螺旋階段で降りることができる。1527年のローマ略奪の際、法皇クレメンス7世がオルヴィエートに逃げ落ちたときに作られた井戸。
サン・パトリツィオの井戸