ナムチェ・バザール −ヒマラヤ・トレッキング−
Namche Bazar 2008.5.1

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◆パグディン〜ナムチェ・バザールまでの道のり

 翌朝、鳥のさえずりで目が覚めました。ロッジを出ると快晴で素晴らしい景観です。山を見上げながら美しい自然のなかで、優雅な朝食をいただきました。
 8時にパクディンのロッジを出発。ドゥドゥコシ川に沿ったトレッキングルートを歩きます。ハイキング程度の道のりで白人トレッカーで賑わっています。10時頃、ジョルサレの国立公園事務所に到着。ここでツアー会社から渡されたENTRANCE PERMIT(RS1,000)のレシートを渡し、トレッキング許可証の所持をチェックされました。許可証を持っていないと追い返されるらしいです。手続きは全てガイドのラムさんがやってくれました。


ヌプラ
ヌプラ(5885m)

クンビラ
クンビラ(5761m) 神の住む信仰の山です

ゾッキョ隊
ゾッキョ隊
ゾッキョはヤクと牛の交配種。荷物を運ぶのが役目です

橋を渡るポーター
橋を渡るポーター

ジョルサレの国立公園事務所
ジョルサレの国立公園事務所

 ジョルサレの深い谷に掛かる吊橋を渡るとナムチェへの標高差600mの急な登りになります。ここまで元気だったのですが少し登っては息が切れて立ち止まるようになり、空気が薄いのを体で感じました。40分ぐらい歩いたところでエベレストが見える展望台に到着しました。遠くではありますがエベレストが見えました。

 展望台を過ぎてからも、まだまだ登りが続きます。登っても登っても果てしなく登りが続きます。12時をまわりナムチェの街並みが見え、街の入口にあるチェックポイントで許可証等のチェック。標高3440mのナムチェのロッジに到着しました。

ジョルサレの吊橋
ジョルサレの吊橋

エベレスト
エベレスト(8848m)

クスムカングル
クスムカングル(6367m)
三角形の山が特徴的

◆ナムチェ・バザール

 ナムチェ・バザールは標高3440mにあり、すり鉢状の山腹に築かれたシェルパ族の村です。クーンブ地方では一番大きい村で毎週土曜日にはバザールが開かれます。エベレスト登山の拠点となり、ロッジ、レストラン、土産物屋が軒を連ね、日用品やトレッキング用品は何でも揃います。インターネットカフェやベーカリーもあり、携帯電話も使えます。日本円の両替も可能ですがレートは悪いです。
 ナムチェには高度順応をかねて2泊しました。2日目にシャンボチェに行きホテル・エベレスト・ビューに泊まろうと思いましたが、天気が悪くなり行ってもしかたないので断念しました。


ナムチェ・バザール
ナムチェ・バザール

ナムチェ・バザールの街並み
ナムチェ・バザールの街並み



ゾッキョが街を行きかう



トレッキング用品が並ぶ


 Buddha Lodge
トイレが水洗で清潔でした
 


ナムチェの街並とコンデ・リ
ナムチェの街並とコンデ・リ(6187m)


国立公園事務所からの展望

 ナムチェの街中より20分ほど登ったところにザガルマータ国立公園の事務所が建つ公園があり、素晴らしい展望が望めます。エベレスト、ローツェ、アマダブラム、クンビラ、タムセルクと360度のパノラマ絶景です。博物館は無料でエベレスト登山史やシェルパ族の生活、動植物の展示がありました。

ナムチェ・バザールからのエベレスト
エベレスト方面
エベレスト(8848m)、ローツェ(8516m)、アマダブラム(6856m)

テンギラギタウ
テンギラギタウ(6943m)


タムセルク

夕日を浴びるタムセルク(6608m)


朝日で輝くコンデ・リ
朝日で輝くコンデ・リ

コンデ・リ