旅行記　タンボチェ　ヒマラヤ・トレッキング　ー地平線の彼方ー

タンボチェ　－ヒマラヤ・トレッキング－

Tyangboche　2008.5.3

◆ナムチェ・バザール～タンボチェまでの道のり

　朝8時、ナムチェ・バザールのロッジを出発。今日は天気が悪くモヤがかかり眺望は良くないです。天気が良い日なら前方にエベレストとアマダブラムを望みながら歩くところなのですが残念です。しばらくハイキング程度の道のり。サナサあたりから急激な下り。川まで下り橋を渡ってプンキ・テンガ（3250m）に到着。ここからタンボチェまで600mの登りになり、10:30に登り開始。ナムチェへの登りと同じく、少し登っては息が切れて立ち止まるようになりました。石楠花の花が美しく咲いていましたが見ている余裕はありません。登っても登っても果てしなく登りが続き、12:00にやっとのことでタンボチェ（3867m）に到着しました。

ヤク
ゾッキョより毛がふさふさして足が太い

ゾッキョとすれ違う

荷物を運ぶポーター	プンキ・テンガに渡る橋
翌朝5時、鳥のさえずりで目が覚めました。外に出ると快晴で、澄み切った空気。日はまだ昇っておらず、徐々に山々の頂を赤く染めていきます。この景色を見るだけでも、ここまでやって来た甲斐があったと思いました。しかしこの天気も長続きせず、朝の9時には雲で覆われ山は見えなくなりました。
コンデ・リのモルゲンロート
エベレスト（8848m）とローツェ（8516m）
カンテガ（6779m）とタムセルク（6608m）

タムセルク（6608m）
タムセルク（6608m）
クンビラ（5761m）神の住む信仰の山です
クンビラとゴンパ
ロッジ TASHI DELEK
ロッジの主人　シェルパ人です	ロッジの食堂
恐ろしい高山病　１週間前にここタンボチェで日本テレビの氷河湖の番組取材中に女性ディレクターが高山病で死亡したと聞きました。高度順応は大切です。私は高山病の発症は無くここまでスムーズに来れましたが、山をなめては命取りに繋がるのです。

　タンボチェをあとにナムチェ（1泊）～ルクラ（1泊）～カトマンズへと帰路につきました。トレッキングは日本では体験できない良い経験となりました。いつか、カラ･パタールに挑戦したいと思います。

タンボチェからの下り道

ルクラ飛行場
傾斜した短い滑走路を急発進離陸

AGNI AIR機

山をかすめるように飛ぶ

　カトマンズへの飛行機は朝一番のAGNI AIR機を予約していました。搭乗前日に空港でリコンファームの受付がありガイドさんがやってくれました。天候不良により欠航した場合、カトマンズへ帰れずに何日もルクラで足止めとなることがあるようで非常に不安でした。


	[ NEXT ] [ HOME ]