インド バラナシ
Varanasi 2015.1.13

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バラナシへ空路で移動

 2015年1月13日 15:55にエア・インディア機はガヤー空港を出発し、16:30にバラナシ空港に到着しました。バラナシまでの飛行機はエア・インディアのホームページより予約し、カード決済も事前に済ませていました(4,680ルピー/9,030円)。
 バラナシ空港のプリペイド・タクシーのカウンターで料金700ルピーを払い、タクシーに乗車。空港から40分でガンジス川入口のGodowlia Chowkに到着しました。ホテルはガンジス川ほとりにあるPalace On Stepsを予約していましたが、タクシーはこれ以上入れず、建物のあいだを縫うような細い路地を迷いながらキャリーバックを引きずっていき、ようやくたどり着きました。ダシャーシュワメード・ガートに出ると、まさにプージャー(ヒンドゥー教の礼拝の儀礼)の真っ最中で、大変な人混みでした。

 バラナシを訪れるのは2年ぶり2度目です。ガンジス川のシュールな景観とカオスのような雑踏。こんなにも旅をしていると実感が持てる場所が、世界にあとどれだけ残されているでしょうか。今回は時間の制限で翌日午後に出発しなければいけませんでしたが、是非、またバラナシを訪れたいと思います。



Godowlia Chowk付近



Godowlia Chowk付近



残飯をむさぼり食べる牛


ダシャーシュワメード・ガート


ダシャーシュワメード・ガート

◆ ガンガー・ガート

 バラナシ(ワーラーナシー、ベナレス)は聖なる川・ガンガー(ガンジス川)を抱く、ヒンドゥー教徒にとって聖地となる場所です。川の西岸には84のガートが並び、沐浴場と火葬場の役目を果たしてます。ガンガーで荼毘に付された者は輪廻から解脱できると考えられ、インド各地から死者の遺体や死を待つ人々が集まってきます。死者はここでガンガーに浸されたのちにガートで荼毘に付され、遺灰はガンガーへ流されるのです。

 翌朝、ガートを散策しました。一面に霧がたちこめるなか、ダシャーシュワメード・ガートは祭りで大変な人混み。ヒンドゥー教信者は凍えるように冷たいガンジス川に浸かり沐浴しています。
 火葬場のマニカルニカー・ガートに行くと、うさんくさいおじいさんに付きまとわれ、しつこく薪代をよこせと言われました。薪代の支払いを完全拒否すると、「ここから立ち去れ! この世はカルマによって成り立っている。薪代を払わないお前は近くアクシデントに見舞われるだろう」とすごい剣幕で罵られ、仕方なくマニカルニカーを退去しました。薪代請求のトラブルの他に、ここマニカルニカー・ガートでは基本的に写真撮影は不可です。撮影しようとしてカメラを壊された白人観光客もいるようなので注意が必要です。(ボートからの撮影はOKのようです)



沐浴風景
祭りのため大変な人混み。冬のガンジス川は凍えるように冷たい



ダシャーシュワメード・ガート



施しを受ける人々



 



ダシャーシュワメード・ガート



ボートから見る沐浴風景


 ホテル「Palace On Steps」でボートを手配し、2時間で200ルピーでした。2年前に来たときは 1400ルピーもしましたが、やはりぼられていたようです。



ボート漕ぎのおじさん



 沐浴風景



沐浴風景



 火葬場のマニカルニカー・ガート



ハリシュチャンドラ・ガート
もう1つの火葬場。薪が高く積まれている。ここもカメラはご法度



メグ・カフェ

 メグさんという日本人が経営する食堂。ダシャーシュワメード・ロードから迷路のような商店が並ぶ路地道に入ったところにあり、見つけるのに一苦労。天丼(250ルピー)、味噌汁(80ルピー)、だしまき(70ルピー)、アイスレモンティ(30ルピー) 等。久々の日本食は本当に美味しくて感動しました。

 
ホテルPalace On Steps

 ガート横の高台にあり、部屋の窓からガンガーが見渡せて最高の眺め。ホテル予約サイトで1泊2,500ルピー+10.15%(TAX)



 ガートから見たPalace On Steps


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