マドリード
Madrid 2014.5.5

[ NEXT ] [ HOME ]   


 

 スペインは治安が悪いというイメージがありましたが、随分良くなったと思います。トラブルも無く安心して街歩きができました。レストラン等での支払いも明朗会計で、つり銭をごまかされることは一度もありませんでした。ただ物価はかなり高くなったと思います。観光入場料やレストランでの飲食は日本より高いと思いました。

 5月上旬のマドリードは日本より暑いと感じました。朝のうちは涼しいですが、昼を過ぎると気温が上昇し街歩きもバテ気味になります。夏時間を採用していることより夜は9時ぐらいまで明るいです。
 両替についてはクレジットカードが使える24時間対応のATMが至る所にあり、プエルタ・デル・ソル等でユーロをキャッシングで引き出すのに不自由しませんでした。

マドリード
シベーレス宮殿


◆プエルタ・デル・ソル

 マドリードの中心部にあたるマドリードのヘソ。「太陽の門」という意味で、かつては城壁東側の城門があったところです。


プエルタ・デル・ソル



カルロス3世騎馬像



熊と山桃の像
マドリード市の紋章を表す



ゼロkm地点を示すプレート



マドリード自治政府庁


◆マヨール広場

 1619年にフェリペ3世時代に完成。中世の雰囲気を色濃く残す、とても趣がある広場です。129m×94mの長方形の形をしておりバルやレストランが立ち並んでいます。


マヨール広場


フェリペ3世騎馬像



スペイン王室の紋章




◆サン・ミゲル市場

 マヨール広場のすぐ西側に位置する市場。1916年に建てられた市場が2009年に改装され、マドリードの新たなグルメスポットとなりました。33店舗のバルが軒を連ね、生ハム、チーズ、海産物等のタパスにスイーツがカウンター越しに並べられ、ワインやビールを飲みながらその場で注文して食べれます。テイクアウトも可能。


サン・ミゲル市場


 


◆サン・イシドロ教会

 マヨール広場から南へ200mにあり、17世紀初めに建てられたマドリードの守護聖人イシドロが祀られている教会です。元々はイエズス会の教会として建てられました。教会内は尊厳な雰囲気が漂っています。



サン・イシドロ教会

 

◆王宮

 1734年に全焼したアルカサルの場所にフェリペ5世が王宮建設を命じ、1764年に完成。入場料€10。内部は写真撮影不可となっています。広大で豪華絢爛な宮殿内にはベラスケス、ゴヤ等の絵画で飾られ、ストラディヴァリウス、タペストリー、磁器類、家具などが展示されています。右翼側にある王立武具博物館には重装騎兵の甲冑や武具等が展示されておりとても興味深かったです。


マドリード・王宮



アルムデーナ大聖堂




◆スペイン広場

 王宮の北側500mに位置し、1930年にセルバンテスを記念して造られた広場。ツアーが必ず訪れる撮影スポットとなっています。ドンキホーテとサンチョ・パンサの像が建っています。


スペイン広場

◆プラド美術館

 3万点以上のコレクションを有する世界屈指の美術館。ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコの絵画が充実しています。入場料は€14ですが、18時以降に入場すると無料になりました。平日の火曜日でしたが、たくさんの人が訪れていました。20時の閉館までに有名な絵画を一通り見ることができました。美術館内部は撮影不可となっています。
 展示物の中で特に興味深かったのはゴヤの黒い絵シリーズとベラスケスの傑作ラス・メニーナス(女官たち)でした。ピカソがラス・メニーナスを題材にした58展の連作を手がけており、後に訪れたバルセロナのピカソ美術館で見ることができました。


プラド美術館


◆ソフィア王妃芸術センター

  ピカソやダリ、ミロなどの20世紀の近現代美術を中心に所蔵する美術館。ピカソの代表作「ゲルニカ」はスペイン北部バスク州のゲルニカをフランコ将軍を支援するナチスによって無差別空爆を受けた事件を題材にした大作。入場料は€8ですが19時以降に入場すると無料になりました。21時の閉館までに一通り見ることができました。ゲルニカだけでも見に行く価値はあると思います。美術館内部は撮影不可となっています。


ソフィア王妃芸術センター

◆スペイン鉄道(Renfe)

 スペイン鉄道(Renfe)のサイトで列車予約が出来ます。カード決済するとメールで乗車券(PDFファイル)が送られてきます。スケジュールが確定している場合は事前に予約しておけば駅で乗車券を購入する手間と時間が省けます。

 マドリードの鉄道駅は近郊線が発着するアトーチャ・セルカニアス駅と中長距離列車が発着するプエルタ・デ・アトーチャ駅に分かれており両駅は隣接しています。トレド行きAvantやセビリア等のアンダルシア、バルセロナ行きAVEはプエルタ・デ・アトーチャ駅からの発着となります。手荷物のX線検査もあり時間には余裕を持って駅に到着するようにしたいです。
 駅の窓口が混雑している場合は自動発券機を利用するとよろしいでしょう。英語メニューがあり座席指定も分かりやすくカードが使えます。



自動発券機


プエルタ・デ・アトーチャ駅



高速列車AVE




チュロス
ホットチョコレートにつけて食べる


ムール貝のタパス
プエルタ・デル・ソル近く「ラ・リア」にて


シーフード・パエリア

◆泊まったホテル Hostal La Zona

 Gran Via駅から徒歩3分に位置し、プエルタ・デル・ソルや王宮近くにも近くて観光するには良いロケーションでした。TV、シャワー、トイレ、エアコン装備。部屋で無線インターネットが接続可能。 スタッフはとてもフレンドリー。
 ホテル予約サイトで予約し、3泊で€142.5(20,782円)。
 Valverde, 7, 1º 01.Centro Madrid, 28004
 電話: +34915219904


 [ NEXT ] [ HOME ]