アンコール・ワット
Angkor Wat 2005.7.30

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 19:30 バンコクを経由にてシェムリアップ空港に到着。カンボジアはVISAが必要で、シェムリアップ空港でアライバル・ビザが取得可能です。自分は大阪のカンボジア大使館で事前に取得していました。チケット・カウンターで5US$払い、予約していたボレイ・アンコール ホテルに向かいました。

 アンコール・ワットはシェムリアップの北3kmにあり、その他の遺跡も広範囲に散在しています。これら遺跡をバイクタクシーかトゥクトゥクをチャーターして観光するのが一般的な方法です。翌朝5時にサンライズを見るためホテルを出発し道路に出ると、すぐにバイクが止まりました。気の良さそうな人で1日7US$で交渉成立。早速バイクにまたがりアンコール・ワットへと向かいました。カンボジアでの3日間、このドライバー(ティーユさん)とアンコール遺跡を周ることになりました。
 雨季だと滝のようなスコールが突然降ることがあります。舗装されていないドロの道をバイタクで走ると靴もズボンもドロドロになってしまいました。汚れてもよい身軽な服装で望むべきでしょう。

アンコール・ワット
遺跡観光用パス(3日券40US$)
チェックポイントで購入


アンコール・ワット
バイクタクシー
 
 アンコール・ワットは12世紀前半にスールヤヴァルマン2世によって建立されたヒンドゥー教寺院で、南北1300m、東西約1500m、幅190mの環濠で囲まれたアンコール遺跡最大の建造物です。三重の回廊、高さ65mの中央祠堂を中心とする5基の尖塔からなりなっています。

アンコール・ワット
アンコール・ワットを囲む環濠
シェムリアップから20分で到着

アンコール・ワット
西塔門入口

アンコール・ワット
西塔門回廊のデヴァター
 
アンコール・ワット
 デヴァターは女神を意味します。壁面のいたるところに非常に細かな彫刻が施されておりアンコール・ワット全体で3000体以上ある

 

アンコール・ワット 西参道

  西塔門をくぐるとアンコール・ワットの象徴である中央祠堂と尖塔群が姿を現します。西参道は540mあり参道を挟んで経蔵と聖池が左右対称に配されています。



経蔵は経典を収蔵した建物
左右対称に配置されアンコール・ワットで計6つある 

アンコール・ワット 
ナーガ(蛇神)
参道の欄干はナーガの胴体

 アンコール・ワット
聖池からのアンコール・ワット

アンコール・ワット


アンコール・ワット

サンライズ
朝5時半に西塔門に到着すると観光客で溢れていた


アンコール・ワット
第一回廊

アンコール・ワット
スールヤヴァルマン2世の軍隊の行進

 第一回廊は総延長800mにおよび壁面全体に精密なレリーフが施されています。当時の軍隊の様子、インドの叙事詩・マハーバーラタやラーマーヤナの場面を描いたものがあります。


アンコール・ワット
乳海攪拌(にゅうかいかくはん)

 第一回廊東面50mにわたって描かれているヒンドゥー教の天地創造神話。不老不死の霊薬アムリタを得るためマンダラ山に大蛇(ヴァースキ)を巻きつけ神々と悪魔(阿修羅)が両方からぐるぐる回し大海を攪拌し乳海となった。中央は指揮を執るヴィシュヌ神。下はヴィシュヌ神が化身した大亀(クールマ)でマンダラ山を支えた。


アンコール・ワット
十字回廊
当時の彩色が残っている

アンコール・ワット
1832年に森本右近太夫が残した墨書

アンコール・ワット
沐浴池
十字回廊を囲んで4つある

アンコール・ワット

アンコール・ワット
第二回廊内部

アンコール・ワット
第二回廊の経蔵

アンコール・ワット 
第二回廊のデヴァター群
 
アンコール・ワット
第三回廊と尖塔群

 第三回廊はアンコール・ワットの核心部となり、高さ65mの中央祠堂と5基の尖塔は世界の中心である須弥山を表している

アンコール・ワット 
第三回廊 南側階段

アンコール・ワット
階段を上から見たところ

 第三回廊に到達するためには高さ13m勾配70度の急な階段を上らなければなりません。一段の幅が狭いため足が全部乗らず崩れている部分もあります。南側の階段は手すりが付けられ石段で補強されており観光客で混み合います。
 
アンコール・ワット
第三回廊と尖塔

アンコール・ワット


アンコール・ワット
第三回廊内部と沐浴池

アンコール・ワット


アンコール・ワット
中央祠堂 高さ65m

アンコール・ワット
デヴァターと細かな彫刻
 

中央祠堂のデヴァター
細かな彫刻が施されている
 
アンコール・ワット
中央祠堂の仏像
後世に持ち込まれたもの

アンコール・ワット
第三回廊内部

アンコール・ワット
第三回廊の尖塔

アンコール・ワット
第三回廊からの眺め 

アンコール・ワット