イタリア・バーリ
Bari 2001.7.6

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 朝8:30、SUPERFAST FERRIESU号はイタリアのバーリに到着した。港にある両替所でイタリア・リラに両替し、タクシーで中央駅に向かう。中央駅には手荷物預り所があり、アルベロベッロやマテーラに日帰りで行く場合に利用すると便利である。両替は鉄道乗車券売り場のNo.4で可能。
 バーリは人口34万人、プーリア州の州都である。結構大きい町で活気がある。バーリには中央駅周辺に広がる新市街と、北部の旧市街の2つの町がある。新市街は19世紀に区画整備され、道路は広く碁盤の目を成している。

バーリ旧市街

 イタリアらしさを味わうなら旧市街を歩くことになる。旧市街は小高い丘の上にあり、道は迷路のように細く民家が密集している。町の真ん中には港からも眺められたカテドラーレがそびえている。観光地化されていない素朴な町並みと、今も生活の場として息づくバーリ旧市街に、南イタリアを感じることが出来る。
 バーリ旧市街はどこのガイドブックにも記載されているのだが、かなりの危険地帯であるらしい。私もその情報は知っていたので、観光中は細心の注意を払った。特に後ろから走ってくるバイクには気をつけた。町には何人もの警官がパトロールしていて、慣れてくるとそんな危険とは思えなくなる。バーリ旧市街では、なるべく手ぶらで歩くことが好ましい。


イタリア・バーリ
サン・ニコラ教会
12世紀建立 プーリア・ロマネスク様式の教会


イタリア・バーリ
カテドラーレ

イタリア・バーリ
カテドラーレ

 イタリア・バーリ
バーリ旧市街

イタリア・バーリ
バーリ旧市街


イタリア・バーリ


イタリア・バーリ

イタリア・バーリ
カステッロ
11世紀建造の重厚な城塞

イタリア・バーリ


クロアチア・ドブロブニクへの渡航について

 クロアチアのドブロブニクはアドリア海の真珠と呼ばれ、城壁で囲まれた大変美しい町である。バーリとドブロブニクはフェリー(Jadrolinija社)で結ばれている(約8時間)。今回ギリシアからバーリに来たのも、南イタリアを見てまわるのと同時に、ドブロブニクに行きたいがためである。

 バーリ港ターミナル1Fに各社フェリー会社のデスクがあり、Jadrolinija社もそこにある。Jadrolinija社デスクで運行表をもらい、愕然としたのがその便数の少なさであった。7月初めであったが週に1便程度しかなく、ドブロブニクに行けば予定していた南イタリアをまわれなくなり、ドブロブニク行きを断念せざるを得なくなった。7月下旬から船の本数は増えるが、それでも週に4便程度である。Jadrolinija社のHPに運行予定表が掲載されているので、それを参考に計画するべきであった。