朝8:30、SUPERFAST
FERRIESU号はイタリアのバーリに到着した。港にある両替所でイタリア・リラに両替し、タクシーで中央駅に向かう。中央駅には手荷物預り所があり、アルベロベッロやマテーラに日帰りで行く場合に利用すると便利である。両替は鉄道乗車券売り場のNo.4で可能。
バーリは人口34万人、プーリア州の州都である。結構大きい町で活気がある。バーリには中央駅周辺に広がる新市街と、北部の旧市街の2つの町がある。新市街は19世紀に区画整備され、道路は広く碁盤の目を成している。
バーリ旧市街
イタリアらしさを味わうなら旧市街を歩くことになる。旧市街は小高い丘の上にあり、道は迷路のように細く民家が密集している。町の真ん中には港からも眺められたカテドラーレがそびえている。観光地化されていない素朴な町並みと、今も生活の場として息づくバーリ旧市街に、南イタリアを感じることが出来る。
バーリ旧市街はどこのガイドブックにも記載されているのだが、かなりの危険地帯であるらしい。私もその情報は知っていたので、観光中は細心の注意を払った。特に後ろから走ってくるバイクには気をつけた。町には何人もの警官がパトロールしていて、慣れてくるとそんな危険とは思えなくなる。バーリ旧市街では、なるべく手ぶらで歩くことが好ましい。
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